お茶のじかん

リヨンでのお食事２ 中央市場 Les Halles de Lyon

リヨンの有名料理人といえば・・ポールボキューズ氏！
彼の名誉を称え、名前を冠した中央市場がリヨン市内にあると聞き行ってみました。

*Les Halles de Lyon Paul Bocuse　☆（仏語）

市場といっても整然としていてとても綺麗。
カウンター席で一杯飲めたり、ゆっくりお食事できるお店も何軒かあります。

豊富なハムやソーセージ。
フランスを代表するブランド鶏　ブレス鶏（Volaille de Bress）も
そのままのお姿で・・たくさん並んでいました。


こちらにもリヨン名物　Quennells（クネル）が。

チーズ！！

美味しそうなパンや

スイーツのお店も。


この日のランチはこの市場で・・・。
スパイス屋さんに併設していたお店でサラダ・リヨネーズとムサカを。

この後、市場を後にしようと思ったのですが
お客さんがひっきりなしに訪れていた生ガキのお店に引き寄せられ・・・
ついつい白ワインと共に２回目のランチ。


その場で好きな牡蠣を選んで（甘みの程度が違うそう）
ぱかっと開けてくださいます。注文は最低６個から・・。


ちらっと覗くだけのつもりが、楽しくて随分と長居してしまい、
あやうく午後を潰してしまうところでした。でもそれでもいいかと思ったほど・・笑
近辺で働く方々なのか、スーツ姿の皆さんもたくさん。
ランチタイムをすっかり過ぎてもワインと共に・・平日の昼下がりを
賑やかに楽しんでいらっしゃいました。いいですねえ〜^^

個人的にとてもおすすめの場所です。

リヨンでのお食事１ レストラン＆ブション（bouchon）

この日のディナーはホテル内のレストラン Terrasses de Lyonで。
ミシュラン一つ星の人気レストランだそうです。
連日満席だと聞いていたので、あらかじめテラス席を予約しておいて正解でした。
今回の旅で一番のビッグディナー。
折しもこの日は中秋の満月！まんまるお月様リヨンで楽しめました。

店内もすごく素敵だったのですが、写真を撮る雰囲気ではなく遠慮しました。
お客さん皆さんとってもゴージャス　サービスの方もとてもキビキビ
本当に別世界にいるようでした。
こんな時、気後れしない大人で良かったと思います。
若い頃はなんだか場違いな気がしてオドオドしていたので・・



ディナーが始まったのが19:30頃。シャンパンとアミューズからスタートして
フルコースを終え、コーヒーを頂いた時はすでに23:30だったような。
4時間近くかけてゆっくり頂くディナー。やはり優雅ですね。
そんなに時間が経った気はしなかったのですが、ワインも一本あけて
結果的にはしっかり酔っぱらっておりました。
（リヨン北部　ボジョレーのスムースな赤を選んでいただきました。）


さて、別の日のディナーはぐっとカジュアルにリヨン名物のブションで！
ワインは白にしたと思います。確かコート・デュ・ローヌだったかな。
寒かったのでまずはオニオングラタンスープを。



メインはやはりリヨン料理を選びました。
こちらはＱｕｅｎｅｌｌｅ（クネル）
なんとも不思議な形ですが、小麦粉と卵と水？でできた練り物のようなもの。
ソースはナンチュアソースという海鮮（なんだったか失念！）のベシャメルソースです。
グラタンのような出で立ち。美味しい！
相当カロリー高そうですが・・旅の間は気にしません！

写真には写っていませんが、夫はリヨン名物のソーセージを。
たぶん内臓系・・モツなどの腸詰めでしたが思った割にはクセも臭みもなく、
塩味もちょうどよく美味しかったです。

Back to Seoul 戻りました。

往路同様、リヨンからミュンヘンを経由してソウルへ帰ってきました。
　　空港＆機内ではドイツビールとプレッツェルでちょっとドイツ気分のおまけも・・！

自宅へ到着した頃からずっと喉の痛みと頭痛が・・・。
風邪ひいたのかな？と思いつつも、
もしかしたらこの頭痛は時差ぼけなのかも？とも。

パリを初めて訪ねたのはもう7、8年くらい前です。
北京から友人を訪ねてオランダ・ベルギーを旅行した時、
「ここからパリへは列車で１時間ほど」と聞き、ならば・・と
ふらっと行ってみたのですが、下調べもせず、地図さえ持っていなかったので、
エッフェル塔や凱旋門以外どこをどう歩いたのかあまり覚えておらず・・・
とにかく暑かった〜という印象。



今回は駆け足ながらも、小さな都市もいくつかまわり、
列車やバスの窓から見えた各地の風景や人、建物や色使い、
文化、芸術、歴史・・・食事にデザート！にずっと心ときめかせていました。
予定していたあそこにもここにも行けなかったし、お買い物もあんまり
できなかったけど、それでもすごく思い出に残る10日間でした。

旅行って、事前準備や荷物のパッキング、アンパッキング・・正直お金もかかるし
億劫になる面もたくさんあるけれど・・そして欧州はやっぱり遠いけどー！
それでもやっぱり旅はいいなあ。とつくづく感じます。
いろいろアドバイスくれたお友達や、今回ボルドーに行こうと思い立つきっかけを
くれた方、細かくプランニングしてくれた夫に感謝。
また来年・・とはいかないけれど、またいつか、行けたらいいなと思います。
しばらくは思い出にどっぷり浸りながら・・ソウル生活のことも交えつつ
ブログ更新していきます。

リヨンの街

今回、リヨンについてあまり下調べしていなかったのですが、
（美食の都！というキーワードにつられて、つい来てしまいました・・）
パリからのアクセスも良く、TGVで２時間程度で到着するそうですね。
私たちはボルドーから空路で入ったので、サンテクジュペリ空港から、
ローヌ･エクスプレス（Rhône　Express）で新市街にある
パール･デュー駅まで移動しました。車両は綺麗だし、静かで快適。
所用時間は30分。一人15ユーロだったと思います。


リヨンはソーヌ川、ローヌ川の二つの川が合流する街
川を境に旧市街・新市街とわかれています。
お買い物するなら新市街、ワインと共にリヨンの伝統料理を頂くなら
ブション（bouchon）とよばれる、庶民的ビストロが集まる旧市街が楽しいかも。
石畳の路地は迷路みたいで、歩いているだけでわくわくします。


旧市街と新市街はお散歩気分で歩くこともできるのですが、
今回は１日トラム券を買って何度か行き来しました。
（１日券は５ユーロ　３回乗れば元がとれるしくみです。）
メトロもあるのですが、バスやトラムで移動すると、距離感もざくっと
つかめるし、街並みやお店の景色、マンウォッチングも楽しめて好きです。


バス停の路線図をじっと見つめる・・・うむむ・・

夫が便利なアプリを見つけたので、滞在中は随分お世話になりました。
行きたい場所を入れると現在地からどの駅で乗って、どこで降りるかを
教えてくれるというもの。場所が地図でも表示されるので
フランス語がわからなくても意外となんとかなるものです^^
*TCL・・・☆


今回は最終ステイなのでちょっと贅沢して、旧市街の坂の上にある
旧修道院を利用したとても素敵なホテルに宿泊しました。

*Villa Florentine ☆


毎回坂を上るのがひーひーでしたが（笑）途中建物の間をくぐり抜け
ショートカットできる階段があったり、（ただしこちらも急なためひーひーです）
坂を上りきるとご褒美のようにリヨンの街が一望できたり・・
とても心ときめくホテルでした。




コンシェルジュのニコラス氏には滞在中、事前のメールやりとりでも
とてもお世話になりました。
到着後、彼おすすめのフールヴィエールの丘（la colline Fourviere)へ。
香港にあるような斜めのケーブルカー（Funiculaire）で上っていきます。

フルヴィエール大聖堂（ Basilique Notre-Dame de Fourvière ）


帰りはのんびり森を抜け、鳥の声を聞きつつ、眼下の景色を楽しみながら
歩いて降りました。


ちょうどお腹もすいてきた頃・・この日のディナーはホテルで！

Lyon より

Bonjour !
ブログがなかなか追いつかず、ボルドーのこともまだ書き終えて
いないのですが・・　(記事は追って追加したいと思います〜。)

フランス南東部、パリに次ぐ第二の都市リヨンへ来ています。

ボルドーの街を発ち、飛行機で約１時間で到着。
列車移動も考えたのですが、所要時間７時間！と聞いて素直に飛行機にしました。

ボルドーの空港では、持ち主不明の異物騒動があり、警察の指示で
職員含め一時全員空港から退去！というドキドキの事件がありました。
時間に余裕もって到着していたので、私たちはそれほど焦りもなかったけれど
他の皆さんも落ち着き払った様子で特にトラブルもなし。
フライトも定刻通り！よくあることなのかもしれませんね〜。

今回旅の最後の滞在をどこにしようか迷ったのですが
美食フランスの中でも、さらに「食の都」といわれている
リヨンで食べおさめすることにしました。
旧市街はまたボルドーとは違う趣があって素敵！

旅も最終段階。胃がもう一つ欲しい〜と思う日々ですが、
最後まで存分にフランスを満喫してソウルに戻りたいと思います♪

Chateaux & Terroirs シャトーツアーへ ２

さて二軒目のシャトーはBourg 地区の　Chateaux Mercier 。



建物の外には優しい秋色の紫陽花がたくさん。
無花果の木にも実がいっぱいなっていました。もぎって食べたーい。
今回の旅では、至るところでお料理（やソース）、デザートに無花果が
登場しましたが、日本や韓国で見るそれとは違って随分小ぶり、
真っ黒の外側の皮は薄く、剥かずにそのまま食べられるんですよね。
美味しかったな。



少年とおじいちゃんはワインの説明に飽きたらしい・・・




一軒目のシャトーよりさらに職人肌ぷんぷんの作り手さんでした。
おひげ＆ロングヘアのお方。かっこいい。



さて試飲タイム。
今回は白１種に赤２種
赤は2006年と2009年のスペリオール。


ああ・・・稚拙ですが、もはや美味しいという言葉しか出てきません。
お値段は１０ユーロもしないというのに、明らかにいつも飲んでいる
ワインとは違います。葡萄の味がとても際立ってフルーティ。
パンと一緒に葡萄のコンフィチュールも出してくださいました。



ここでは2009年のスペリオールを購入することに。
セパージュは　カヴェルネ・ソーヴィニヨンにカヴェルネ・フラン、
メルローのブレンドでした。

ワイン・・まったく詳しくないので、これまでは知っているキーワードを元に
お店の方のオススメ等を聞いて購入していましたが、やはりこうやって
ちょっとでも知ると面白いですね。
ボルドーシャトーツアー、とても楽しく良い経験になりました♪

Chateaux & Terroirs シャトーツアーへ １

ボルドー旅行の一番の醍醐味　ワインシャトーツアーへ参加してきました。
この日も相変わらず朝から雨。それも結構激しい・・涙　
参加者皆が傘を持ってバスに乗り込んだのですが、
一軒目のシャトーに着く頃には見違えるような青空が！
よかったー。
このシャトーツアーもボルドー観光局のバッケージで申し込みました。
*このパッケージが本当に良かったです〜。
　ホテル宿泊（宿泊数やお部屋タイプのアレンジも可）やトラム乗車５回券、
　ワイン試飲券などすべてがセットになっていて、さらにはワイン一本付き〜！

曜日ごとに違う地区のシャトーを２カ所訪れるそうで、
同乗のガイドさんがフランス語と英語で解説をしてくださいます。
一面に広がるVine yard
今年の収穫を目前に、見渡す限りたわわな葡萄が。
美味しそう〜（笑）

この日の行き先は、 Blaye & Bourg ブライ＆ブール地区
位置的には有名なメドック地区の対岸にあります。

葡萄を選別する機械を前に、ワイン製造過程についてお話を伺いました。
ボルドーワインの特徴はブレンディング。
ピノ・ノアールなど単独品種の葡萄を使って作るブルゴーニュ地区等の
ワインと違い、どっしりしたタンニンや美しい色を出すカベルネソーヴィニヨン
Softness、味のやわらかさや滑らかさのためのメルローなど・・・を
その年によって比率を変えつつブレンドするのだそうです。
そうすることによって天候の変化にも対応でき、常に安定した品質が
保たれるのですね〜。


こちらはAging room
温度や湿度を管理した部屋でオーク樽のワインが貯蔵されます。
ワインが樽に吸収され空間ができると酸化してしまうため、常にチェックして
中身を注ぎ足していくのだそう。
白いジャケットのマダムが通訳さん。

いよいよお待ちかねの試飲タイム。

白・赤　ともに試飲させていただきましたが、特に白が印象的！
こちらはソーヴィニヨンブラン100%でした。
何本かまとめて購入して、韓国へ送ることができるか相談してみたのですが、
残念ながらそれはできないそう。残念〜韓国とは取引がないとかで・・

二軒目シャトー訪問に続きます。

Miroir d'eau・・ボルドーの水鏡

ボルドー滞在も３日目に入りました。
ブログがなかなか追いつかないのですが、トラディショナルな
フレンチの美味しさに感動し、何気ないパンやチーズ、ワインに
心震わす日々・・ああ幸せ〜　もう太ってもいいわー　笑　
フランスではとても一般的だという、COMTEというハードタイプの
熟成チーズにただいま夢中です。

さて市内の中心はボルドー・サン・ジャン駅からトラムに乗って６駅目の
Quinconce(カンコンス)。
ボルドー観光局　OffIce de tourism Bordeaux もここにあって、
今回は宿のアレンジからシャトーツアーまでとてもお世話になりました。
季節が良いせいか、思った以上の観光客で溢れているのですが、
親切に案内してくださるので助かっています。
（アドバイスくださったyossyさんありがとう〜）

ボルドーで一番見たかったのは
ミロワール・ドー　Miroir d'eau＝水鏡　・・と呼ばれるこの景色

ガロンヌ川沿いにある市民の憩いの場ブルス広場　place de la Bourse
ここに薄く水が張られ、まるで鏡のように向こう側の景色を逆さまに映しています。
建物がライトアップされた夜は特に幻想的。

ちょうどトラムが通った瞬間はこんな感じ。
あまりの美しさに瞬きも忘れ、じっと佇んでしまいます。
カメラを構える私の背中側・・
ガロンヌ川に架かるピエール橋もライトアップ

ちなみに・・・
お昼間はカワユイわんこや若者たちがはしゃいでおりました^^


今日も生憎の雨なのですが、午後からいよいよワインシャトーツアーへ
いってきます。わくわく♪

Bordeaux より

パリの写真はまた追々整理するとしまして・・・
今朝パリを出てTGVで約３時間。無事ボルドーに到着しました。

シックなボルドー駅
gare de Bordeaux-Saint-Jean

今回はボルドー滞在をメインにしたので、パリはほんの一日だけのステイ。
もちろんまったく時間は足りず・・
お友達に紹介してもらったサロン・ド・テやビストロ、蚤の市など・・
行きたかった場所のほとんどはいけずじまいでした。
世界中の人を惹きつける街パリ・・・
アパルトマンなんかに滞在して、時間に追われずのんびり暮らすように
過ごすのが理想的なのでしょうね〜。
また行きたい場所ができました。

残念ながらお天気には恵まれず、ずっと冷たい雨が続いています。
ボルドー到着時はまだ薄曇りでしばらくお散歩も楽しめたのですが、
ディナーに出るころには本降りに。
チェックしていたレストランは諦めて、今宵はホテルそばの
ブラッセリーでさくっと済ませました。


到着直後にまずは軽く一杯！美味しさにびっくり。
なんてフレッシュなんでしょう。
チーズも美味しすぎます・・涙　




ボルドーには水曜日まで滞在の予定。
もちろん、ワインシャトーツアーにも参加します。
パリに比べたらうんと小さな街ですが、旧市街の雰囲気は私がイメージする
フランスの雰囲気たっぷりで、歩いているだけでうっとり。
ああ〜これでお天気よかったらなあ。




ヨーロッパはどこもそうだと思いますが、明日日曜日はたいていの
お店がお休みのよう。
えーじゃあ何したらいいの〜？と焦っていろいろ考えていたのですが、
朝は河岸の日曜マルシェに出かけて、午後はカフェでのんびりお茶・・
なんて贅沢な過ごし方もいいかもな。

Paris より

昨日はお昼頃、ソウル仁川空港を出発してミュンヘンまで約11時間！
乗り継いでパリまで約1時間半・・。
今回はルフトハンザ航空を利用しています。
最近１～２時間程度の短いフライトに慣れてしまっていたので、
ヨーロッパはやっぱり遠い～。
そして思った以上に冷え込んでいます。気温19℃くらい。寒い！

Gare Montparnasse
モンパルナス駅。



シャルルドゴール空港に到着後は、バスでモンパルナスまで移動して
ベッドに入ったのは夜中０時頃。
まだ時差に慣れなくて、時間の感覚がよく分からないのですが、
昨日は丸１日かけて移動していたようです。
それでも興奮状態でそれほど疲れてはいないかな。
今日はこれからバスでオペラ座へ向かいます。