2012年 01月 30日
ソルラル休暇② 京都でお昼ごはん |
名古屋から大阪へはレンタカーを借りて移動しました。
途中京都でおひるごはんを・・と思い、何を食べよう~と迷った結果、
せっかくの京都、やはり京懐石にしようと「菊乃井」さんへ電話してみることに。
あいにく本店の予約は取れなかったのですが、木屋町にある分店
「露庵 菊乃井」さんは大丈夫とのこと。わくわくと向かいました。
最初に感想を書くと・・やはり懐石料理は芸術です!
旬の食材、季節のしつらい、お料理のすべてが繊細で美しく奥深い。
器も盛り付けも決して華美ではない、静かな佇まい、静かな美しさを感じました。
このちょっと控えめな美。他の国では見られない気がします。
同じアジアでも美しさに対する感覚って本当に違います。
とにかく派手で(笑)まっかっかな中国、韓国の原色を使った華やかな色あわせも、
もちろん美しいと思うけれど、このちょっと寂しげなくらいの「和の美」がやはり
一番しっくりきます。やっぱり日本人だなあ。
はっっ・・もしやこれは年齢のせいもあるのかしらん?
イタリアンやフレンチにしようかとも思ったのですが、日本料理にして正解でした。
今日本に居たら間違いなく茶華道・着物・懐石料理・香道・和楽器など・・
和の伝統文化を習いに行ってしまいそう(笑)
長くなりますが・・今回はお料理すべての写真を載せておきます。
・・・睦月の献立・・・
まずは金粉を浮かべた祝い酒を真っ赤な杯でくいっ!と。
運転していた夫も思わず飲んじゃいました^^:
熱燗を頂きたいところでしたが・・・この後はずっと京番茶。
ちょっとスモーキーな味が美味しいんです。 猪口は赤飯蒸し。
かぶら蒸しの底からもっちりお赤飯が登場します。
上に添えてあるのは、くみ上げ湯葉と鶴菜というお野菜。
こちらの器、色も図案も手触りも・・すごく好み。
絵馬に見立てた角盆で登場した八寸
手鯛寿司 葉山葵 白魚柚香煮 のし梅 ふきのとう味噌漬け 煎り玉子
鱈の子落雁 梅豆腐 ちしゃとう(茎レタス)味醂粕漬け 黒豆
向付
鯛 舞鶴産寒鰤 新海苔酢漬け
初めて食べる変わった食感の海苔でした。お刺身も・・・お・お・美味しい・・。
本山葵の美味しさにも感激。思わず夫の顔を見たら彼も無言でうなずいておりました・・。
二品目
こしび焼き霜造り 辛味大根 こしびとはマグロの稚魚だそう。
上からポン酢をかけて。皮の部分が軽く炙ってあります。
奥で淡々と仕事をされている渋い職人さん。ありがとう・・・。 蓋物
百合根饅頭 金時人参 青味大根 トリュフ餡
ちょっと洋風。贅沢にトリュフたっぷりで文句なしに美味。
強肴(しいざかな)
京野菜鍋 聖護院蕪 金時人参 九条葱 堀川牛蒡 胡麻豆腐
他のお料理もそうですが、本当にお出汁が美味しい。 御飯物は穴子御飯
「お写真どうぞ!」と お釜の中をこちらに向けてくださいました。 満腹でしたが・・ちょっとだけおかわり。
残った分は持ち帰り用に折に詰めてくださいました。夫実家へのお土産に。
御吸物は白味噌辛子仕立て。 中には小芋 菜種 小豆。
香の物は塩昆布 蕪 鯛味噌 水物
金柑カスタード 伊予柑 キウイ いちご 桂花陳酒ゼリー掛け
今回は7000円のお昼懐石です。大・大・大満足!
4000円 10000円 のものもありました。
今月は新年の祝い膳のような意味合いもあるのでしょうか?
春や夏、秋冬も旬の素材を使った季節感たっぷりのお料理が登場するんだろうなあ。
ああまた行きたい。
途中京都でおひるごはんを・・と思い、何を食べよう~と迷った結果、
せっかくの京都、やはり京懐石にしようと「菊乃井」さんへ電話してみることに。
あいにく本店の予約は取れなかったのですが、木屋町にある分店
「露庵 菊乃井」さんは大丈夫とのこと。わくわくと向かいました。
最初に感想を書くと・・やはり懐石料理は芸術です!
旬の食材、季節のしつらい、お料理のすべてが繊細で美しく奥深い。
器も盛り付けも決して華美ではない、静かな佇まい、静かな美しさを感じました。
このちょっと控えめな美。他の国では見られない気がします。
同じアジアでも美しさに対する感覚って本当に違います。
とにかく派手で(笑)まっかっかな中国、韓国の原色を使った華やかな色あわせも、
もちろん美しいと思うけれど、このちょっと寂しげなくらいの「和の美」がやはり
一番しっくりきます。やっぱり日本人だなあ。
はっっ・・もしやこれは年齢のせいもあるのかしらん?
イタリアンやフレンチにしようかとも思ったのですが、日本料理にして正解でした。
今日本に居たら間違いなく茶華道・着物・懐石料理・香道・和楽器など・・
和の伝統文化を習いに行ってしまいそう(笑)
長くなりますが・・今回はお料理すべての写真を載せておきます。
・・・睦月の献立・・・
まずは金粉を浮かべた祝い酒を真っ赤な杯でくいっ!と。
運転していた夫も思わず飲んじゃいました^^:
熱燗を頂きたいところでしたが・・・この後はずっと京番茶。
ちょっとスモーキーな味が美味しいんです。
かぶら蒸しの底からもっちりお赤飯が登場します。
上に添えてあるのは、くみ上げ湯葉と鶴菜というお野菜。
こちらの器、色も図案も手触りも・・すごく好み。
手鯛寿司 葉山葵 白魚柚香煮 のし梅 ふきのとう味噌漬け 煎り玉子
鱈の子落雁 梅豆腐 ちしゃとう(茎レタス)味醂粕漬け 黒豆
鯛 舞鶴産寒鰤 新海苔酢漬け
初めて食べる変わった食感の海苔でした。お刺身も・・・お・お・美味しい・・。
本山葵の美味しさにも感激。思わず夫の顔を見たら彼も無言でうなずいておりました・・。
こしび焼き霜造り 辛味大根 こしびとはマグロの稚魚だそう。
上からポン酢をかけて。皮の部分が軽く炙ってあります。
奥で淡々と仕事をされている渋い職人さん。ありがとう・・・。
百合根饅頭 金時人参 青味大根 トリュフ餡
ちょっと洋風。贅沢にトリュフたっぷりで文句なしに美味。
京野菜鍋 聖護院蕪 金時人参 九条葱 堀川牛蒡 胡麻豆腐
他のお料理もそうですが、本当にお出汁が美味しい。
「お写真どうぞ!」と お釜の中をこちらに向けてくださいました。
残った分は持ち帰り用に折に詰めてくださいました。夫実家へのお土産に。
御吸物は白味噌辛子仕立て。 中には小芋 菜種 小豆。
香の物は塩昆布 蕪 鯛味噌
金柑カスタード 伊予柑 キウイ いちご 桂花陳酒ゼリー掛け
今回は7000円のお昼懐石です。大・大・大満足!
4000円 10000円 のものもありました。
今月は新年の祝い膳のような意味合いもあるのでしょうか?
春や夏、秋冬も旬の素材を使った季節感たっぷりのお料理が登場するんだろうなあ。
ああまた行きたい。
by kyo_cha
| 2012-01-30 20:11
| 日本一時帰国